新潟県立がんセンター新潟病院 主任看護師
私が看護学生だったときから、県立病院には実習生としてお世話になっていました。実習生の私たちにとても優しく丁寧に教えてくれた看護師の先輩方に憧れたほか、普段働いている姿に理想とするものがあると感じたため、新潟県病院局に入職したいと考えました。一度新潟県立十日町病院に転勤して5年ほど勤めましたが、今は新卒時に赴任した新潟県立がんセンター新潟病院で再び働いています。呼吸器内科や循環器内科、消化器外科、終末期のケアなど、幅広く看護を経験してきました。
真剣に看護させていただいている分、患者さんが徐々に回復していく姿を見るととても嬉しく感じます。特に、手術後のつらそうな状態から少しずつ笑顔が増えてきたときや、頑張ってベッドから起き上がり、廊下を歩いている姿を見たときは、自分のことのように嬉しいです。
遠方に異動したことで、仕事面でもプライベート面でも、良い経験がたくさんできたと思っています。新潟県病院局には、転勤経験や子育て経験のある先輩方がたくさんいて、その大変さを理解し合う土台ができています。私も子どもがまだ小さいので早めに帰らせてもらうことや、子どもの体調不良で急にお休みをもらうことがありますが、先輩方が「お互い様だよ」と優しく声をかけてくださってとても助かっています。
同じ経験をしてきた人々と大変さを分かち合えていることと、充実した福利厚生で、長く安心して働き続けられることが新潟県病院局の魅力だと思います。新しく社会人として働き始めることに不安を抱えている方もいるかもしれませんが、私たちも新卒を経験しています、私たちを信じて一緒に頑張りましょう!